起業・独立開業にも色んなカタチがあります

ひとりの施術家として働こうとした時、そこには既存の事業所に雇用される場合と自分で事業所を立ち上げる場合があります。

整体師を目指す方の中には、将来的に自分で事業所を立ち上げる【起業・独立開業】を目標にしている場合が少なくありません。

起業・独立開業を目指すあなたにとって、自分がどんなカタチが合っているのか、また、どのようなカタチの起業・独立開業があるのか。

その一例を解説したいと思います。

タイプ別でみた、メリット・デメリット

メリット

・顧客からの高い信頼度を得られやすい

・不特定多数の顧客を集めることが出来る

・公私のメリハリが付けられる

・地域によっては他店・他施設からの相乗効果を得られる

デメリット

・設備調整、テナント料の発生など、必要経費が多くなる

・エリアや営業時間など出店時の条件が限られる場合がある

・顧客が来店しなければ仕事にならない


メリット

・営業にかかる固定費を抑えやすい

・自身が動く分だけ、商圏を拡大しやすい

・来店するしか利用できない店が捕まえられない顧客層をターゲットに出来る

デメリット

・店舗がない分、顧客からの信頼度が低くなりやすい

・相手先の環境によってはトラブルに巻き込まれるリスクが高くなる

・一度に施術できる機会(回転率)の上限が決まってしまう

・施術に必要な機材の搬出入がその都度、必要となる等、体力的な負担がかかりやすい


メリット

・わざわざ外出しなくても仕事が出来る

・店舗が存在することによって顧客からの信頼度が高まる

・プライベートのリズムの延長線上、又は許容範囲内で仕事が出来る

・やり方次第で初期費用、その後の定期的な費用がしっかり抑えられる

デメリット

・不特定多数の顧客に自宅を知らせることになる

・公私との区切りが付けにくくなることもある

・設備上、大掛かりな規模拡大が難しいケースが多い

・顧客が来店しなければ仕事にならない


メリット

・店舗が存在することによって顧客からの信頼度が高まる

・隠れ家的要素を構築しやすい

・商業用テナントを借りるよりも費用が抑えやすい

・外部からの訪問者に対してセキュリティ上、安心できる構造が多い

デメリット

・不特定多数の顧客に自宅を知らせることになる

・閉鎖的な空間に顧客が拒否反応を示すことがある
(特に、初回利用者や女性)

・建物内の他居住者とのトラブルが生じる場合がある

・営業すること自体が規約違反になる建物が多い

・顧客が来店しなければ仕事にならない

どのタイプも共通する起業・独立開業のメリット

起業・独立開業がしやすい

年齢性別を一切問わない仕事というのは現代社会において、かなり限られています。
特に、チカラに頼らない施術なら、問題ありません。
むしろ、体力的・体格的に不利とされる女性にこそオススメです。

整体の技術を身に付けたとしても就職をしようとする場合は、年齢がネックになる事もありますが、独立開業する際は問題にはなりません。
自分が辞めようと思わない限り、定年のない、一生涯の仕事にできます。
例え、開業のタイミングが異なっても、高齢なら経験豊富そうに見えるし、若年なら若さを売りにすることができます。

中でも女性の施術者は現在、需要が高いもののひとつだと思います。
過去の経験上、女性施術者でなければ嫌だというお客様は意外と多い反面で、『女性施術者が女性専門で施術をする痛みの取れる整体院』が少ないのがこの業界の現状となっています。

絶えない需要

整体はヒトを相手に行う仕事です。

また、ヒトは生きている限り、多少の個人差はあったとしても肉体的な衰えやダメージの蓄積が避けられません。

つまり、ヒトが存在し続ける以上、その需要は絶えることがないのです。

ヒトでしか出来ない仕事

近年では、将来的な人口減少と現状の効率化を図る上でさまざまな分野において機械化が進んでいます。

整体やリラクゼーション等の分野にも『ヒトの施術に近い性能をもった機械』が数多く、世に出てきました。

しかし、生身のカラダは常にそのコンディションが変動し、機械的なアプローチでの対応では限界があります。
事実、どんなにヒトに近い性能を持った機械があっても、ヒトによる整体を利用する方が減少したということはありません。

細部への絶妙なコンタクトや「ヒトがヒトに対することで生まれる感覚」などはやはり、ヒトでなければ実現できない特別なものなのです。その「特別」はヒトが存在する以上、尽きることはありません。

固定費等、必要経費が少ない

整体は腕ひとつ、もしくはベッドひとつさえあれば、そのチカラを発揮できる仕事です。

飲食店のように材料がなければ商品の成立しないものではありません。

また、派遣・訪問型であればお店を構える必要もありません。

つまり、基本的には他の業種と比べて必要な設備や費用がかなり少なくて済みます。
その半面で、実働で得た利益は固定費が少ない分だけ、収入として得ることが出来ます。

また費用面・設備面での負担が少ないことは、起業・独立開業のしやすさにも繋がっています。

飽きが来ない仕事

向き合う相手は常に生身です。

性別・年齢、地域や仕事、その他の生活背景は人それぞれで違うように、不調やつらさも同じということはほぼありません。

10人触れば10人違うし、同じ人でも日が変われば違う。
あなたか常に本気で向き合う限り、この仕事はきっと飽きようないはずです。

自分自身も健康になる

例え整体師であっても、それが雇われの身であれば心身のいずれかに不健康な要素を抱えている人は沢山いると思いますが、独立している人で不健康な人は滅多にいません。
整体師である以上、知識も技術も持ち合わせているため、肉体的にはある程度は自分でケアできますが、雇われている人の場合、精神的な面がどうもネックなるようです。

逆に、独立して軌道に乗せている人は元気な人が多い傾向にあります。
言い換えれ、元気でなければ、軌道に乗せる事は難しいでしょう。

自分を頼ってくださる大切なお客様にいつまでもしっかり向き合いたい。

その志を持ったあなたのカラダが健康を保つことが出来るのは最早、必然です。